台湾人との結婚生活

台湾人と結婚して後悔する人の特徴。失敗しないために大切なこと

台湾人 結婚 後悔

台湾人の彼・彼女と結婚しようか迷っている。

でも、国際結婚は文化の違い・言語の壁があり、結婚してから後悔する人が多いと聞いて不安。

失敗しないためには、どんなことを理解しておくべき?

 

優しい台湾人の彼と結婚できる!大好きな台湾でずっと生活できる!

そんな幸せな日々も束の間、台湾での生活を窮屈に感じ後悔する人がいるのも事実です。

 

私の夫は台湾人ですが、かく言う私も “この結婚は正しかったのだろうか” と後悔していた時期がありました。

 

この記事では、主にどんな事で後悔するのか、また後悔する人の特徴などをまとめてみました。

国際結婚は、楽しいことがある反面、合わなければストレスはかなりのものになります。

 

一生の決断を後悔することがないよう、今一度冷静になって答えを出してくださいね。

参考になれば幸いです。

 

台湾人と結婚したから幸せになれるは間違い

まず、大前提として “台湾人と結婚したから必ず幸せになれるは間違い” です。

 

「結婚すれば幸せになれるはず」と結婚してみたはいいけれど、実際は思っていたのと違っていた!というのは失敗談あるあるではないでしょうか。

 

結婚は始まりにすぎない

それもそのはずです。

結婚ははじまりに過ぎず、その後に待っているのは「夫との生活、日常」にすぎません。

そのため、結婚式が終わって一段落つくと、一気に現実に引き戻されるのです。

 

ここで大切なのは、その日常の中に小さな幸せを見つけて生きていけるかです。

 

文化の違いは想像以上に辛い

また、国際結婚の場合は「文化の違い・言葉の壁」が加わります。

最初は全てが新鮮で楽しくても、だんだんと「文化の違いをわかってもらえない、言葉が通じずわかってもらえない」ことを辛く感じるようになることも。

 

言葉の壁は大きかった

特に言葉の壁は、私にとっては大きな壁でした。

なぜなら、今まで自由に・当たり前にできていた事が、急に難しいことに変わってしまったからです。

 

結婚して台湾で生活するということは、旅行で遊びに来るのとは全く異なります。

台湾人との結婚は、「台湾で生活すること」を考慮した上で、決断する事が重要です。

 

台湾人と結婚して後悔する人はどんな人?

それでは、台湾人と結婚して後悔する人はどんな人でしょうか。

下記に、台湾人の特徴と起こりうる結婚後の後悔パターンの例を挙げてみましたので、参考にしてみてください。

 

後悔につながる可能性がある台湾人の特徴

特徴

  • 家族の絆が強い
  • 家長の意見は絶対
  • キレやすくプライドが高い
  • 謝らない

台湾人はフレンドリーで優しく、私は大好きです。

ただし、良い面があれば、もちろん悪い面もありますよね。

 

上記に挙げたのは、台湾人との結婚生活で “不満になり得る側面”です 。

そして、この特徴をもとに、実際に起こりうる後悔パターンは次の通り。

 

起こりうる結婚後の後悔パターン

後悔パターン

  1. 義家族と常に一緒で疲弊
  2. 全て勝手に決められてしまう
  3. 夫が自分の味方をしてくれない
  4. 相手が悪いのに謝ってくれず仲が悪くなる
  5. 伝えたい事が上手く伝わらない

 

①義家族と常に一緒で疲弊

台湾人の特徴の一つとして挙げられるのが「家族の絆が強いこと」です。

これは、結婚した後も変わることはありません。

 

夫の家族からすると、自分の家族が一人増えたという感覚です。

そのため、必然的に夫の家族と過ごす時間が長くなり、それを苦痛に感じてしまう人が少なからずいます。

 

私の場合は、義理家から徒歩数分の場所に我が家があるため、毎日のように夕飯のお誘いコールが。

最初の頃は断りづらく、週に3・4日多い時で5日義理家へ帰っていました。苦笑

 

また、夫と二人で出かける約束をしていても、必ず義家族がついて来るようになり、それが次第にストレスに・・・。

 

結婚後も、夫と二人の時間を大切にしたいと思っている人は、義家族がどんな人達なのかをしっかりと理解した上で結婚するのがベター。

ここを見誤ると、後々後悔することになります。

 

②全て勝手に決められてしまう

家長もしくは母の意見が絶対的な台湾では、大事な事を勝手に決められてしまうことも。

 

私の場合は、勝手に新居を決められてしまい絶句。笑

日本では自分達で自由に決定できることでも、台湾では家族の意見を尊重しなくてはならないケースが多々あり、正直疲れてしまうときがあります。

 

③夫が自分の味方をしてくれない

先ほども申し上げましたが、そもそも台湾では、夫の家族に妻が加わったという感覚なので、結婚して自分の家庭を持ったという感覚はほとんどありません。

そのため、義家族との間で嫌なことがあっても、夫が自分の見方をしてくれない事があります。

 

④相手が悪いのに謝ってくれず仲が悪くなる

台湾人は、なぜか自分が悪くても謝るのを嫌がる傾向にあります。

時には人のせいにして、逆に相手を責めることも。

 

私の夫は優しく温厚ですが、明らかに夫が悪い場合でも素直に謝ってくれません。

 

私はOL生活が長かったせいかすぐに謝る癖がついてしまっており、すぐに「ごめん!」と謝っていると、台湾人の友人に「謝りすぎだ」と怒られたほどです。

どうやら台湾では、自分の非を認めてすぐに謝るのはよくないという考えがあるよう。

 

ただ、個人的にはこの考えには不満があります。

 

⑤伝えたい事が上手く伝わらない

台湾で生活する上で避けられないのが、「言葉の壁」です。

たとえ夫が日本語を話せても、家族や友人までもが日本語ペラペラなわけではないので、夫以外の人達とのコミュニケーションで悩んでしまう可能性があります。

 

私の場合は、初めのうちは義家族と同居していたため、言葉の壁は想像以上に大変でした。

頑張って中国語を勉強し、現在は日常会話は問題なくできるようになりましたが、専門知識が必要な会話はまだまだです。

 

何れにせよ、言葉の壁は台湾で生活していく上で必ずぶち当たる壁なので、いかに乗り越えていくのかが重要となります。

 

後悔する人はどんな人?

後悔する人

  • 台湾の文化を尊重できない人
  • 義家族との付き合いを最小限にしたい人
  • 自分で色々決めたい人

結婚した後に後悔する人は、主に上記に当てはまる人です。

 

台湾の文化を尊重できない人

私自身、結婚当初は「こんなはずじゃなかったのにな」と少なからず思うことがありました。

でも、元はと言えば “私が台湾の文化を尊重できていなかった事が原因だった” のです。

 

「日本だったらこうなのにな」

と思ってしまうことも多く、上手くいかないことに自暴自棄になってしまっていたことも。

でも、台湾に嫁いだ以上、台湾の文化を尊重し受け入れる覚悟が必要なのです。

私には、この覚悟がありませんでした。

 

いつまでも「日本」にこだわっていると、台湾での生活はどんどん窮屈なものになっていきます。

台湾の文化を尊重できないようであれば、正直台湾人との結婚は辛いものになるかもしれません。

 

義家族との付き合いを最小限にしたい人

日本でも、義家族との付き合いは最小限にしたいというのが妻の本音ではないでしょうか。

ただし、台湾の場合は、不可能に近いと思っておいた方がいいです。

 

たとえ遠くに住んでいても、月に一度は帰省するのが台湾ですし、車で1時間以内の距離であれば毎週会うのが普通です。

台湾では、義家族との付き合いは避けては通れないものと心得ておきましょう。

 

自分で色々決めたい人

自分のこと・家のことは、できれば自分自身で決めたいですよね。

でも、台湾の場合は、全てが自分の思い通りに行くとは限りません。

 

上記でも書きましたが、ほとんどのケースで義家族が絡んでくる可能性大です。

我が家の場合は、家こそ勝手に決められたものの、インテリアなどは好きに決めさせてもらえましたが、中には家・家具全てを勝手に決められたという人もいます。

 

人にあれこれ勝手に決められるのが嫌な人は、台湾人との結婚には正直向かないかもしれません。

 

台湾人と結婚した私が思う義家族との付き合い方

台湾の文化を尊重しつつ良い距離感を見つける

台湾での生活は楽しいこともたくさんありますが、当然それだけではありません。

辛いこと苦しいことも、たくさんあります。

 

特に、義家族との付き合い方は課題になる部分であり、いかに程よい距離感を保てるかが鍵となります。

 

自分は夫の家族の一員だと自覚する

義父母は、私の事を実の娘のように可愛がってくれますし、夫と喧嘩をした際は私の味方になってくれたりと、とても感謝しています。

 

ただ、実の娘のように可愛がってくれるということは、私自身もその期待に応える必要があるわけであり、慣れるのにとても時間がかかってしまったのも事実です。

 

心のどこかで、義家族は他人であり、気を遣うべき相手であるという認識がありました。

最終的には「自分は夫の家族の一員だと自覚する」ことで、乗り越える事が出来ました。

 

譲れない事ははっきり伝える

また、義家族と良好な関係を維持する上で特に大切なのが、「譲れない事をはっきり伝えること」です。

日本人はどうしても遠慮してしまいがちですが、文化の違いがある分、はっきり伝えないとわかってもらえません。

 

最初の頃は、やめて欲しいなと思う事があっても遠慮して我慢していたのですが、ストレスが溜まってしまい一気に爆発。

それからは、はっきりと自分の意見を言うようになりました。

 

台湾人はあっさりしているため、嫁が逆らってきたなどとクドクド言われることもなく(笑)、一瞬険悪になったとしても少し時間が経てばいつも通りになっています。

私は、こういう台湾人のあっけらかんとした性格が大好きです。

 

諦める事も肝心

どんなに頑張って伝えても、文化の違いという大きな壁に負けてしまうこともあります。

そんな時は、潔く「諦めること!!」です。笑

 

私は、日本にいる時はどちらかというと心配性で神経質な性格だったのですが、台湾で生活するようになってからはかなり大雑把になりました。

おそらく、文化の違いや考え方の違いを柔軟に受け入れられるようになったためだと考えられます。

 

もちろん、諦められないこともあります。

それでも、自分の意見ばかりを主張するのではなく、相手の文化も尊重しつつ解決していけたらいいなと思っています。

 

失敗しないために大切なこと

上記にも書いた通りですが、家族付き合いが濃厚な台湾では、相手家族の人柄というのはあなたの結婚生活に多大なる影響を及ぼします。

 

そのため、「相手との相性に加え、相手家族との相性も重視すること」

これが、台湾人との結婚で失敗しないコツです。

 

幸い台湾の場合は、付き合っている段階で相手家族との交流が頻繁にあるため、人柄を知るチャンスは日本に比べたくさんあります。

 

「相手家族がどんな人達か、自分はこの家族の一員になりたいか」

自分との相性を見極めることで、失敗する可能性は低くなるはずです。

 

最後に

今回は、台湾人と結婚して後悔するパターン・失敗しないために大切な事をテーマに書いたため、かなり後ろ向きな内容となってしまいました。

 

ただし、これは私が台湾で生活して実際に感じた部分であり、これから国際結婚をしようとしている人に対して嘘をつくわけにはいかないので、感じた事を正直に書きました。

 

国際結婚には、いい面もあれば悪い面もあります。

 

日々いろんな事がありますが、私はなんだかんだ言って台湾での生活が大好きです。

日本での生活と台湾での生活どっちがいい?と聞かれたら、私は迷わず台湾での生活を選びます。

 

この記事が、台湾人との結婚を迷っている方の参考になれば幸いです。

 

 

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